泥水の上の板

会社の仕事といふのには「正解」はない。いや、もしかしたらあるのかもしれないが、誰もそれを「正解」と斷言することはできないし、誰かに斷言してもらつたところで、どうなるものでもない。

さう思ふと、なんだか泥水の上に浮かべた板を歩いてゐるやうで、ものすごく不安になる。

……と書いてみて思ふのだけど、私はやつぱり例へ話が苦手で、これぢやあ全く言ひたいことが傳わらない。傳わらないと思ふなら書くなよ。いや、まあ、その。