初夢

小學三年生の娘、なにやら初夢を見たやうだ。
娘「お父さんは、初夢、何を見たの?」
父「いや、見てないな」

娘「わたし、見たよ、『さんなすび』の夢」
父「ほう、そりやすごいな」

娘「なすびを三つも、しかも生のまま、食べさせられる夢」
父「へ?」

娘「本當に、嫌な夢」
父「……さうか、そりや大變だつたな」

そんな正月。